二次性高血圧症という病気

耳の老化、年齢による難聴が起こる理由

耳の老化についてです。 最近は佐村河内守さんのニュースで話題になっています。
ですが私達も気づかないうちに衰えていることが多い。
モスキート音:年齢を重ねるごとに聞こえにくくなる高い音(周波数が高い)

どうして聞こえづらさが起こるのでしょうか?

難聴は音が伝わる経路のどこかに障害が起こると起こりえます。
標準音聴力検査は125ヘルツから8000ヘルツまで7種類の音が聞こえる。
内耳、神経の障害を疑う、感音難聴とよばれる年齢による難聴が主です。

耳の構造

外耳、鼓膜、中耳、内耳3つの部位で構成。
音は空気の振動として鼓膜につたわり、耳小骨を経由、蝸牛に伝わり、電気振動に変えられ、脳に伝わる。
感音難聴とは、蝸牛や聴神経の以上により起こる難聴で、耳鳴り、めまいなど引き起こすことも。

内耳の細胞で有毛細胞と呼ばれる細胞は、細胞が収縮を繰り返してダンスをするような細胞です。
蝸牛の有毛細胞が揺れると、ダンスして音の振動を増幅させている。
この細胞が障害を受けると感音難聴になる。

年齢による難聴が起こる理由

30代後半から蝸牛入り口近くの高い音を感じる有毛細胞から壊れる。
(蝸牛のうずは、入り口が高く、奥に行くほど低い音になる。)
有毛細胞は一度壊れると再生しません。他にも、
騒音性難聴、ヘッドホンなどで大きな音を長時間聴き続けることによって起こる難聴。
薬剤性難聴、病気の治療薬などの薬剤の副作用により発生した難聴。

聞き間違いの要因

耳のよる衰え、脳による衰え。
脳は情報不足の音声でも前後の情報から推測して意味を理解しようとする。
脳の処理能力が低下すると情報不足の音声を処理できなくなる。

メニエール病

難聴、耳鳴り、めまいを伴う内耳の障害で起こる病気。

聴神経腫瘍

耳と脳を繋ぐ神経の腫瘍により難聴が生じる病気

伝音難聴

外耳、内耳の障害により起こる難聴で、主な病気は外耳炎、中耳炎。
耳掻きで外耳や鼓膜に傷が付くケースも。

垢の取り方

耳垢は自然に外に出るようになっているので掃除する必要はない。
耳には自浄作用があり、耳垢を外に出す機能が備わっている。
耳の機能低下は避けられず現状維持。

聞き間違いを減らす方法

耳のアンチエイジング法。 株式会社オトデザイナーズは聴覚心理の研究結果を活かす製品サービスの会社。
コールセンターの電話オペレータのトレーニングに使うアプリ、高齢者の方にどう聞こえているかがわかるアプリを開発している。
高齢者対応の音域を再生してくれる。

高齢者の聞こえ方の特徴

1.音量が小さくなる
2.音がぼやけ響く
3.高い音の子音が欠ける

擬人化音声、聞こえにくい音を聴く

最初は聞きなれない音声のため脳が何を聞いているか認識できないが、答えを知ると脳が無理に認識しようとするため聞こえるようになる。
聴覚野で聞くが、擬人化音声を聞くといろいろな脳の部分が働く。
脳が鍛えられ聞き間違いが減らせる可能性がある。
普段の生活の中で耳を澄ませるだけも効果がある。

聴力維持に必要な栄養素が動物実験でわかっている

ビタミンC、みかんレモンなどの柑橘系
ビタミンE、植物油、アーモンドなどのナッツ類