例に上げると背が高くて面長でモアイみたいな顔、ジャイアント馬場、柔道家 篠原信一。
その特徴を格闘技に利用していますね。
下垂体線腫による成長ホルモン(GH)の過剰分泌により先端巨大症。
GH過剰、それによるインスリン様成長因子ーI(IGF-I)の増加により特徴的な身体所見が出現する以外に
長期には脳、心疾患障害、発がんのリスクの増加も問題となっている。
手足の増大、先端巨大症顔貌、巨大舌のいずれかがあり
1、GH過剰分泌
2、血中IGF-Iの高値
3、画像診断で下垂体線腫を認める
と診断される。
下垂体腫瘍の除去、短縮をはかり過剰なGH作用を正常化させ
合併症の進展を防ぐと共に、第一選択は腫瘍周辺正常組織の障害を軽減することを目的とする。
手術が第一選択で経蝶型骨洞的下垂体腫瘍剔出術。
合併症で手術の危険性が高い場合には薬物療法、放射線療法を行う。
手術後コントロール不良のときも薬物療法を行う。
薬物療法には、ソマトスタチン誘導体(GH分泌抑制)、GH受容体拮抗薬、ドパミン作動薬がある。